33期親睦旅行
一路新潟へ

天気予報は大荒れということでしたが曇り空。深雪の里で昼食をとり、魚沼市の赤城山(せきじょうさん)西福寺を拝観しました。

開山堂の向背及び堂内には雲蝶の素晴らしい彫刻、絵画、漆喰細工が施されています。私達は天井を見上げ、しばし偉大な芸術に見とれました。鐘撞堂には龍の彫り物があり、熊谷玉井の小林家出身の彫刻家 熊谷源太郎の作ということで不思議な縁を感じました。
そこから山道を走り、山古志村へ行きました。山古志村は丘陵地の斜面に広がる森林と棚田、錦鯉の養殖、闘牛などで知られ、NHKの朝ドラ「こころ」の舞台にもなった「日本の原風景が残る村」とPRされていました。

川が堰き止められ崩れると下流の村々まで被害が及ぶとポンプで水を排出していたテレビのニュースの現場なのでしょう。その後震災ミュージアムそなえ館に行き職員の方から震災時の様子を聞き映像でその凄さを見てきました。

新潟に行く途中には瓢湖を拠点に生息しているというオオハクチョウが田んぼの落穂を50羽もいるかと思われる数でついばんでいる光景を目にしました。
だんだん空模様が怪しくなって大粒の雨が降ってきましたが、村上市の夕映えの宿汐見荘の海に面した窓には夕日は見えなかったけれど、海の上に夕焼け色の雲が見えました。
温泉に浸かりゆったりとしてから宴会が始まりました。海の幸・コシヒカリの鮭釜飯などいただき、話が弾みカラオケもはじまりました。最後にみんなできよしのズンドコ節を踊りました。とってもいい雰囲気でした。
2次会でみんなが1つの部屋に集まって盛り上がり企画部長は感激していました。部屋に戻り布団に入ると雪起こしの雷がゴロゴロとなっていました。



バスの中で「マリと子犬の物語」を見ました。見たことがある人も多かったのですが、山古志の現実を目にしてみるとみんな涙が出て感動してしまいました。お天気も何とか行動するのに支障もなく、日本海側の天候も体験し少し雪も見て、和やかな2日間で33期の皆さんがまた少し近づいた気がした2日間でした。
企画部の皆さんお世話様でした。
記 関根君江
